各界の名手が教えてくれる、料理と読書のおいしい関係。
食と本にまつわるあれこれを気になるあの人に聞いてきました。「食」に浸るエッセイ&論考もたっぷり収録。研ぎ澄まされた食の思考をご堪能あれ。
■四六判並製 ■208ページ(カラー32ページ含む)
■目次
〈食を聞く〉
久住昌之は好きな店をひとことでなんて語れない
鈴木智彦の料理は丹念な裏取りとともに
料理漫画の祖、ビッグ錠が追求する食の物語
木村衣有子が観察する「お弁当と家庭料理」
水野仁輔は大好きなインド料理店に届けたい言葉がある
読書は創造の原動力。道野正が大切にしてきた時間
〈カラー特集〉
大阪なんば・波屋書房
お料理社の『おべんとう』
向笠千恵子に聞くお料理社と『おべんとう』の世界
〈食を読む〉
コップ二、三杯くらいの水 堀部篤史
昭和の作家の料理哲学 川口則弘
名作は幼い読み手の腹を鳴らす 高頭佐和子
自炊行為 山下賢二
許永中、望郷のグルメ urbansea
新喜楽の女将、木村さくを知っていますか? 川口則弘
〈おいしいブック&ショップセレクト〉
八画文化会館・石川春菜presents 百花繚乱同人誌
アートを味わう 古屋梨奈
食が匂いたつ小説 水越麻由子
世界的な流行もニッチな専門書も──売場の変遷 戸木田直美
料理書専門・波屋書房の心意気
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